神戸観光局と淡路島観光協会が包括連携協定を締結|神戸・淡路島を起点とした瀬戸内エリアの広域観光を推進

2026.07.05

月刊Kazi誌7月号でも取り上げた、緑の島々が点在し、穏やかな海が広がる瀬戸内海。その唯一無二の景観は、日本国内はもちろん、近年は海外からも高い注目を集めている。淡路島は、大阪や神戸といった主要都市から近く、明石海峡大橋から四国、さらにしまなみ海道を経て広島県・尾道へと続く瀬戸内周遊ルートの玄関口として重要な役割を担っている。また、タコやタマネギといった特産品も豊富で、近畿圏の人々にとってはなじみ深い観光地でもある。

 

左:『神戸港の夜景
右:『淡路島・慶野松原の夕日』

 

左:『SUPER YACHT BASE KOBE
右:『神戸空港

 

瀬戸内観光への需要拡大に加え、神戸空港の国際化、神戸港で進むスーパーヨットマリーナの整備、大鳴門橋自転車道の開通などの動きを受けて、一般財団法人神戸観光局一般社団法人淡路島観光協会は、観光振興と地域価値の向上を目的とした包括連携協定を締結した。

 

左:(一財)神戸観光局会長 尾山 基氏
右:(一社)淡路島観光協会会長 木下 学氏

 

この協定では、神戸の都市文化や芸術、食の魅力と、淡路島の豊かな自然、食文化、ウェルネス、文化資源を組み合わせ、「都市と自然を一体的に楽しめる滞在型観光エリア」の形成を目指している。これにより、神戸・淡路島を起点に、瀬戸内エリア全体への周遊を促し、国内外からの誘客拡大につなげていく考えだ。

 

左:『神戸ビーフ
中央:『神戸のスイーツ
右:『灘の地酒

 

左:『なるとオレンジ
中央:『淡路島の鱧
右:『淡路島3年とらふぐ

 

主な取り組みの一つとして、食文化を軸とした「ガストロノミーツーリズム」の推進を行っていく。地酒や洋食といった神戸の食文化と、海産物や自然を活かした淡路島の食文化といった、「食」を目的とする旅行需要の創出を目指している。

また、神戸港でのスーパーヨット受入体制の整備を受けて、富裕層向けの観光コンテンツとして、神戸と淡路島の観光地やレストラン、旅館・ホテルを巡る周遊型ツアーの企画も進め、旅行会社やメディアに向けたファムトリップも実施する予定だ。

 

あわせて、インバウンド対応ガイドの育成や体験型プログラムの充実、交通利便性の向上など受入環境の整備にも取り組み、神戸・淡路島を瀬戸内観光の新たなゲートウェイとして発信していくとしている

 

これまでも、関西圏の人々にとって気軽に訪れることのできる観光地として親しまれてきた淡路島。今回の連携協定では、観光資源の発展が期待でき、それによってさらなる地域の発展にもつながってゆく。今後の動向にも注目してゆきたい。

 

(文=谷川壱星/舵社 写真=(一財)神戸観光局・(一社)淡路島観光協会)

 

問い合わせ
一般財団法人 神戸観光局
〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通6-1-12三宮ビル東館9階
TEL:0570-090-800
HP:https://kobe-dmo.jp

一般社団法人 淡路島観光協会
〒656-0027 兵庫県洲本市港2-26 洲本市健康福祉会館1F
TEL:0799-22-0742
HP:https://www.awajishima-kanko.jp

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