【参加艇募集】瀬戸内国際ヨットラリー2026|自由な航路で巡る瀬戸内海

2025.12.23

穏やかな多島海と、世界に誇る美しい航路を舞台に開催される「瀬戸内国際ヨットラリー」。長距離航海懇話会からコンピラコンサルティングに昨年運営が引き継がれた人気イベントで、2026年の開催に向け、現在参加艇の募集が始まっている。

本ラリーは、レースのように順位を競うものでなく、美しい瀬戸内海ならではの景色や文化、港町での地元住民との交流を楽しみながら、クルージングを楽しむというイベント。経験豊富なセーラーはもちろん、ロングクルージングに挑戦してみたいヨットオーナーやクルーにとっても参加しやすい構成だ。

日程は、5月1日(金)から5月24日(日)までで、この間に広島県・広島観音マリーナ、愛媛県・堀江/松山、愛媛県・弓削島、広島県・江田島の4カ所の寄港地を周る。参加艇はこの泊地間の移動では自由な航海ルートを組むことができるというルールで、全航程でなく、一部航程のみの参加も可だ。また各寄港地では地域の観光ツアーや地元住民との夕食会などのアクティビティーを楽しむことができ、瀬戸内海の各泊地と深くつながることができるのも、このラリーならではの魅力といえるだろう。

仲間とともに風を受け、島をたどり、港で語らう。そんな特別な時間をセーラー同士で共有できる大きなチャンスだ。参加艇数は最少5艇、最大8艇。先着5艇までは、参加費が20%オフとなっている。興味のある方は早めのエントリーがおすすめだ。

 


世界遺産にも登録されているパワースポット「厳島神社」が鎮座する宮島を観光して、ラリースタート!

 


4カ所の寄港地のうち、唯一の四国本土となる松山の観光スポット「松山城」。天守からの市街地や瀬戸内海の眺めは圧巻だ

 


主催のコンピラコンサルティングは、日本艇と海外艇の参加比率がなるべく半々となることを目指す。瀬戸内海を通じて国際交流が生まれるのも、このラリーの魅力だ

 

瀬戸内国際ヨットラリー2026


●日程
広島(広島県):5月1日(金)~3日(日)
堀江/松山(愛媛県):5月8日(金)~10日(日)
弓削(愛媛県):5月15日(金)~17日(日)
江田島(広島県):5月22日(金)~24日(日)

●参加費
登録料:20,000円
艇の参加費:160,000円/1艇(1艇長)
乗員の参加費:50,000円/1人(5歳以下は25,000円)

(一部航程のみ参加の場合)
広島、堀江/松山(1カ所あたり)
艇の参加費:50,000円/1艇(1艇長)
乗員の参加費:10,000円/1人(5歳以下は10,000円)

弓削、江田島(1カ所あたり)
艇の参加費:30,000円/1艇(1艇長)
乗員の参加費:10,000円/1人(5歳以下は5,000円)

 

(問い合わせ)コンピラコンサルティング

https://www.konpira-consulting.com/jp/rallies/setouchi/index.html

 

(文=有賀航平/Kazi編集部、写真提供=コンピラコンサルティング)

 


kazi-online-ad-syr2026.jpeg

クルージング

クルージング の記事をもっと読む