470級はレースなし、飯束／西田は17位に浮上｜パリ五輪　舵オンライン │ 船遊びの情報サイト

470級はレースなし、飯束／西田は17位に浮上｜パリ五輪

2024.08.06

再び軽風コンディションとなった、パリ五輪セーリング競技9日目（8月5日）。

この日の1レース目となる男女混合470級の第7レースは、6ktでスタートするも、下マークでノーレースに。その後レースは実施されず、ハーバーバックとなった。このレースも13位前後と苦戦していた岡田奎樹／吉岡美帆（トヨタ自動車東日本／ベネッセホールディングス）にとってはラッキーな展開だ。

本日8月6日（火）は、男女混合470級は3レースを予定している。岡田／吉岡はメダル獲得に向け、予選最終日に臨む。

ミックスゾーンで取材を受ける岡田／吉岡

岡田奎樹（28歳）
●所属：トヨタ自動車東日本　●生年／出身地：1995年／福岡県　●身長／体重：170cm／65kg
●競技開始：5歳でB&G別府海洋クラブに加入。5歳〜小2と中3時にB&G別府海洋クラブ、小3 〜中2はB&G福岡ジュニアヨット海洋クラブに所属
●最終学歴：早稲田大学（2018年卒）　●五輪出場歴：東京（男子470級）

吉岡美帆（33歳）
●所属：ベネッセホールディングス　●生年／出身地：1990年／兵庫県　●身長／体重： 177cm／73kg
●競技開始：兵庫県立芦屋高校ヨット部から。高身長を生かし、高校時代はFJ級、大学時代は470級のクルーを務める
●最終学歴：立命館大学（2014年卒）　●五輪出場歴：リオ、東京（女子470級）

男女混合ナクラ17級の飯束潮吹／西田カピーリア桜良（エス・ピー・ネットワーク／エス・ピー・ネットワーク、関西大学）は、第7レース（この日の1レース目）で10位と、今大会で最も良い順位でフィニッシュ。レース中盤は7位で展開しており、好調にも見えたが、続く第8、第9レースは17-19と沈んでしまう。暫定順位はひとつ上がり、17位。予選最終日の今日も3レースを実施する。

男女混合ナクラ17級のトップは変わらずイタリア。全チーム、ヘルメットを着用する

女子ILCA6級は、予選最終となる第10レースが、風が弱いため実施されず、メダルレースの前に金メダリストが誕生した。オランダのマリット・バウミスターが、2位のデンマークのアン・マリー＝リンドムに21点差を付け、優勝を決めた。バウミスターはこれまでロンドンで銀、リオで金、東京で銅を獲得しており、4大会連続のメダル獲得となった。なお、リンドムも3位に20点差をつけているので、銀メダル獲得が決まった。リオで銅、東京で金を獲得しており、これで金銀銅とコンプリートしたことになる。